2018年 インフルエンザを予防するには!
毎年流行するインフルエンザ。小さな子供から大人まで毎年寒い冬の時期にかかってしまう厄介な病気の一つ。 原因はもちろん、インフルエンザウィルスによるものですが、予防するには様々な方法があります。今回はインフルエンザと風邪の違いや、インフルエンザそのものはどういうものなのか?この病気にかからないためにその予防と対策をまとめました。
インフルエンザってなに?
毎年寒くなってくるとかかってしまうインフルエンザは、インフルエンザウイルスの感染によって起こる急性の呼吸器疾患です。毎年の冬になるとインフルエンザは流行の規模に大小はありますが、人口の約10%前後が感染してしまう日本では最も多い感染症です。
普通のヒトのインフルエンザは、のどや鼻だけに症状の出るる「はなかぜ」とは異なり、38℃以上の発熱、関節痛、だるさなど、全身に強い症状が現れます。ほとんどの人は自然に治りますが、予防が大切で、インフルエンザワクチンを受けるのが効果的!
インフルエンザと風邪の違い
風邪の特徴は、発熱は軽くてくしゃみや咳、喉の痛み、鼻水や鼻づまりなどの症状が風邪をひいてからゆっくりと症状を感じていきます。 インフルエンザは、急激に症状が出て高熱になり、体全体の倦怠感や食欲がないなど全身に症状が現れて、これはちょっと極端ですがかんせつの痛みや筋肉痛、頭痛の症状が出るときもあります。
2018年のインフルエンザの傾向は
今年は暖冬の影響によりインフルエンザ流行時期が例年に比べて、遅くなっていて2019年の2月に入り本格的になる可能性があります。2016年の2月に急激にインフルエンザに感染した人が増えたのは11月~12月1月と暖冬が続いたことで感染者が少なく、2月になって増えたのは一気に気温が下がったことが一番の要因です。インフルエンザウイルスは低温、低湿度の気温のとき、もっとも感染しやすいのです。いまのところはそんなに寒くはありませんから、急激に気温が低く寒くなったら要注意が必要ですね!
インフルエンザの予防
■インフルエンザは寒いときに悪さを振るう病気です、感染してしまったら遅いのでしっかりとその前に予防をすることが最も大切ですね!
●インフルエンザワクチンの接種
ワクチンの摂取は予防する上で、ものすごく効果的です。もしかかったとしてもそれを低減させることができ、また摂取後すぐには効かず、2週間ほどかかりますので、流行する前に摂取することが有効的です。
●内的な免疫力を食事でUPする
ヨーグルトやお味噌、納豆などの発酵食品は乳酸菌がはいっているため、インフルエンザ予防として大切な菌を補ってくれます。発酵食品は強い抗酸化作用があるため!
●人込みを避ける
人込みなどでは、不特定多数の人との接触が増えるため咳やくしゃみなどの「飛沫感染」とドアやスイッチ、便座などの「接触感染」が起こりやすくなります。流行しているときには、とくに体が弱っているときに感染しやすいのです。
●手洗いをこまめに行いマスクを着ける
「飛沫感染」や「接触感染」を防ぐために行なってください。
●湿度管理をする
インフルエンザは冬の最も寒い時期に流行していることが確認されていて、とくに【空気の乾燥】によることが一番です。加湿器などを使って適切な(50~60%)湿度を保つことも重要です。