寝つきをよくするための効果的な牛乳の飲み方
寝つきが悪い、ぐっすり眠れないという人が最近になって増えてきました。寝床に入ってもすぐに眠ることができないのはなぜかモヤモヤした感じでつらいものです。眠れないことが余計に気になって悪循環に陥ってしまうことは誰もが感じていることです。牛乳は朝飲む人がほとんどで寝る前に飲むことが、寝つきをよくするために効果的であることがあまり知られていません。では、なぜ牛乳を飲むと寝つきがよくなるのか紹介します。
寝つきがよくなる牛乳のはたらき
人間の体内は生きていくためにさまざまな物質を作っています。その中のひとつに脳内物質の「セロトニン」というものがあり、このセロトニンが安眠に対する効果を発揮する物質なんです。牛乳にはこのセロトニンを作るための成分となる「トリプトファン」がとても多く含まれています。そのため牛乳を飲むと寝つきがよくなって安眠効果が期待できるということです。また、牛乳にはカルシウムが豊富に含まれているのは有名ですが、カルシウム不足でイライラすることがあります。逆に言えば、カルシウムには気持ちを落ち着けてくれる効果があるとされています。
牛乳をただ飲めば良いというわけではありません。●point寝つきをよくするために飲む場合は必ずホットミルクにして飲むようにしましょう。
なぜかというと、牛乳に限ったことではありませんが冷たいものを飲む(食べる)と胃袋や体の中が冷やされてしまって、眠りを妨げることになるからです。