自分に合った「枕」を選ぶには?
普段何気なく使っている枕ですが、本当に自分の体に合っている枕なのか、と考えることもあまりないのではないでしょうか?首筋や肩が痛かったり、寝違えて首が痛くて回らない、何度も目が覚めてしまった!なんていうことは誰もが経験していることだと思います。あまりにも頻繁に起こっているようであれば枕が高かったり、低かったりして自分の体形に合ってない可能性があります。ここでは自分自身にピッタリと合った枕の選び方をお伝えしていきたいと思います。
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枕の高さは!
枕を選ぶときは高さがものすごく重要です。基本的に「脊椎をしっかりと支えるように無理のない姿勢」がベストです。また仰向け枕は、呼吸を妨げないように、重心が自然なS字ラインを描くような枕の高さを選ぶ事がポイントです。
横向きの場合は、仰向け寝の枕よりも少し高めの高さになっているものが多いです。これは、頭・首・肩のラインがまっすぐになるようにするため。このラインが歪んだ枕を選ぶと、熟睡できなかったり、朝起きて肩の痛みを感じたります。
枕の素材は一長一短
枕の素材は羽毛・ポリエステル・低反発素材・そばがら・ビーズなどさまざまな種類があります。素材が眠りに影響するのは枕のかたさと通気性です。柔らかすぎると、首に負担がかかり、固すぎると支えている部分に負担がかかります。それぞれに一長一短があり、低反発だから全員が安眠できるというわけでもありません。
種類 硬さ 特徴
ポリエステル 柔らか ふんわりとした感触、手入れしやすい素材
マイクロファイバー 柔らか わた状の人工繊維。ふんわりとしたクッション性。
羽毛 柔らか ふんわりボリュームがあり、へたりにくい。吸湿発散性も良好。
ウレタン 普通 適度な弾力性があり、じんわりと沈み込みフィット。低反発と高反がある。
極小ビーズ 普通 流動性のある細かな粒状のビーズ素材。枕よりも、クッション素材で使われる事が多い。
パイプ 硬め しっかりと硬めの寝心地。通気性がかなり良いので夏向き。
そばがら 硬め 熱がこもらずパイプ素材よりも耳辺りがいい。天然素材なので管理が必要。
枕の形は
枕の形も通常の形のものから真ん中が少しくぼんだもの、波うっているもの,サイドと真ん中で高さの違うもの、中には自分で高さを変えられる枕もあります。
これも選ぶポイントは自分が楽かどうかが一番の判断基準です。
口コミ紹介ランキング
5位 ottostyle
価格は安くて低反発枕を買う事ができるメーカーです。高さ低めで、子供や女性にもぴったりフイットして手頃な値段で試せる事が特徴です。その変わり「男性にはちょっと低すぎて使いにくい」との声もあり、この辺りは枕の好みや男女別で意見が分かれそうですね。
4位 エアウィーヴ
「エアウィーヴ」という独自の素材がそのままメーカー名になっています。身体への負担を効率よく分け離して、抜群の通気性がある素材としてマットレスで有名。枕は「高さ調整ができる枕」が特に人気。少し固めの質感が特徴で、この硬さがちょうどいいと感じる人もいるけれど、「あまり合わないという」意見もあります。マットレスは高評価の割に…枕に対しては辛口コメントもやや目立ちますから…..本気で実際に試してみるのが一番ですね!
3位 フランスベッド
世界的にも有名な寝具メーカーです。低反発枕は、どれも程よい硬さとで「ぴたっ!」とフィットする感触があり「首こり」や「肩こり」用にリピーター買いする人も多いようです。
その反面、実施に枕を使う事ができる推奨使用期限は「2年」とやや短め。長年愛用できるタイプの枕ではありません。
2位 テンピュール
枕メーカーとしても有名なブランドです。「枕の形」もかなり豊富で「ソナタピロー」「ミレニアムピロー」「オンブラシピロー」 などのような、他社ではみかけない独自の形の枕もあります。
低反発の枕は多くの類似品が出回ってきていますが、やはり本家には及ばない様子で「結局テンピュールが一番良かった」との声もあり、低反発枕のパイオニア的存在です。
1位 YOKONE 2
http://intiinti.com/lp/p4010005/
「横向き寝」用の、いい枕が欲しい!という人に、人気が高い枕がYOKONE2です。
実は、「横向き寝」は、多数の専門医や研究者から多くのメリットが報告されている寝る姿勢です。
「横向き寝」のメリットとして
- モニター調査で睡眠深度が改善した
- 気道を圧迫せず、いびき解消に
- リンパや血液の流れを改善
- 腰痛や首こりを改善
- 消化吸収も助ける姿勢
- 妊娠している人も横向きが基本
- 認知症要因のアミロイドβを寝ている間に最も排出する向き(米大学の研究機関が発表)
※アミロイドβとは→ アミロイドβタンパク質で脳の中に自然と溜まるごみのようなもので健康な人でもそうでない人もたまり分解酵素によって脳にたまるのを防いでいます。
まとめ
なかなか眠る事ができなかったり、眠りが浅かったりする場合、 「寝れない体質」に体が変化してしまっているかもしれません。
「寝れない体質」から「寝れる体質」に戻すため、ぐっすり眠るために睡眠に必要な栄養を補給することと、しっかりと光(眠る14時間前)を浴びることです。
トリプトファン→ 魚や肉、大豆、緑黄色野菜などに多く含まれる
セトロニン → 『ノルアドレナリン』や『ドーパミン』と並んで、体内で特に重要な役割を果たしている三大神経伝達物質の一つ
メラトニン → メラトニンは眠りを誘う、『睡眠ホルモン』の一種