足がむずむずして眠れない人の対処法は
「日中は全く気にならないのに、なぜか夜になると足がなんとなく気になってしまって、寝ようと思って布団に入り横になると足がムズムズしてきて物凄く気になる!」こんな状態の症状が続いてしまうことがあります。何とも言えない不快感を感じて、いてたまらないですが、このままでは放っておくと不眠症の原因にもなりかねません。そこで今回はこの足のムズムズを何とかしようと思い立ったわけであります。
むずむず脚症候群
むずむず脚症候群の症状として上げられるのが
・足が火照ってしまう
・足の上を虫が歩いている感覚がする
・足がむずむずしてしまう
この3つですが、睡眠時間になってもこんな状態が続いていたら眠りにつくのはとんでもないですが、原因として考えられるのは鉄分の不足と神経伝達物質であるドーパミンの不足であると言われています。
ドーパミンというのは脳を覚醒させてやる気を出したり気持ちいいという快楽を感じたりする物質で運動を正しく制御する働きもあります。
この運動を正しく制御する働きが正しく機能しないと脳からの伝達がおかしくなってしまって足に本当は無いはずの違和感や不快感を感じてしまうのです。
夜にむずむずするのはドーパミン?
ドーパミンの乱れによってむずむず脚症候群を引き起こしてしまう原因なのですが、どうして夜になると症状が出やすいのかというと、ドーパミンは日中に多く分泌されて夜になると分泌が少なくなってしまって乱れを起こしやすくなります。
では鉄分の不足はいったいどんな関係があるのかというとドーパミンを作り出すのに鉄分が必要になってきて鉄分が不足してしまうとドーパミン自体があまり作り出せなくなってしまい分泌量も少なくなってしまって乱れを引き起こしやすくなってしまいます。
ただでさえ夜はドーパミンの分泌量が少なくなってしまのに日中の分泌量も少なくなってしまうと増々乱れやすくなってしまいますから。
むずむず症候群を治すには
むずむず脚症候群を治すには病院に行くことが良いですが、毎日の生活の中でも治せます。それはドーパミンを作り出してくれる鉄分の摂取です。
鉄分が不足してしまうことによってドーパミン不足になってしまいそれがドーパミンの乱れに繋がっていってしまいます。
鉄分を増やせばいいのですが鉄分は体内で作り出していくことが出来ないので食べ物から摂取していかなくてはいけません。
●鉄分を多く含んでいる食べ物
・ヘム鉄 →肉や魚などのレバーを多く含む食品
・非ヘム鉄→ほうれん草や大豆
偏った食生活や乱れた食生活になってしまわないように食生活の基本であるバランスの取れた食事をしていくためにヘム鉄と非ヘム鉄の両方をとっていくことがいいです。また非ヘム鉄で鉄分を摂取していく場合はビタミンを一緒に取ると鉄分の吸収がよくなるので果物などと一緒がオススメです。
まとめ
むずむず脚症候群を改善していくのにドーパミン不足を治す為に鉄分の摂取は大事ですが、体を動かすことはこの症状だけでなく全体的な体の不調に有効です、有酸素運動をすることによって体を動かすという神経伝達が活発になってきます。ドーパミンは運動を制御する役目もあるので体を動かすことによってドーパミンも活発になってくるからです。