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睡眠 「眠る秘訣シリーズ」③「理想の睡眠」という思い込みの不眠

2017/04/24 睡眠 疲労回復
この記事は約 6 分で読めます。

睡眠とは【脳による脳のための管理技術】です。その役割をひとことでいえば、大脳を守り・修復し・よりよく活動させることです。胎児や幼児の時期には、脳を創り・育てる役割もあります。赤ちゃんがよく眠るのは睡眠が脳づくりにだいじな役割を果たしているからです。ここでは日本の眠りに関する第一人者である井上昌次郎先生の著書からの抜粋!「眠る秘訣シリーズ」③として「理想の睡眠という思い込みの不眠」についてお伝えします。

 

よい眠りとはどんなもの?

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大脳は、コンピューターのように、いつも同じようなレベルの活動をつづけることはできません。大脳は連続運転に最も弱い臓器で、使いすぎるとオーバーヒートして、それぞれの機能が衰えます。もっともよい中枢としての大脳の機能が衰え間違いが多くなったりすることはわかります。images (12)この大切な脳をクールダウンさせて、点検し、ストレスを解消し疲れを癒して回復させ、さらにもっと良く働かせる、という統合的な機能こそ睡眠なのです。

 

 

 

では、よい眠りとはどんなものでしょうか、答えは簡単です。日常生活の中で、自分の眠りが気にならなければ、つまり、自分で眠りについて悩みがなければそれが良い眠りです。

ところがたいていの人は、この答えに不満です。よい眠りが満たすべき、もっと具体的な基準にこだわるのですね!何時から何時まで何時間寝るのが、良い眠りなのか?ノンレム睡眠とレム睡眠とがどんな比率だと、良い眠りなのか?夢をみるのが良い眠りなのか?などなど。残念ながら、万人に共通の理想的な睡眠なんてありません。たといあったとしても、それが毎日、希望通り、実現するなんて無理でしょう。起きて活動している内容が一人ひとり違っているのに、眠りだけが全員に共通して同じになるわけがないのです。images (14)

ですから、究極のよい眠りを探求するような【無駄な努力】はよしたほうがいいです。むしろ見方を変えて、毎日の生活の中で眠りをあまり意識しないですむことこそが理想だ、と考えたらよいでしょう。つまり、ありふれた平凡な気にならない眠りなら、それこそ良い眠りなのです。

 

自分に合ったふさわしい眠りを探す

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自分の眠りになんらかの悩みをもつ人は、そのままでは頭脳スッキリ、元気ハツラツという状態には、なかなかなりません。ですから、自分自身で考え工夫して問題を解決しようという意欲がなかなか湧いてきません。そのため、安易に睡眠薬やアルコールを利用したり、権威筋の情報を入手したりして、それにしたがうといったマニュアル的な手段に頼りたがるのですね。その結果が報われないことは、眠りに悩む人がいっこうに減らないばかりか、増え続けるいることから証明されています。39918238-ウェイク-アップ

 

 

そもそも私たちの睡眠は、個性に富んでいて、多様性がいちじるしいものです。眠りは「大脳の今の状態」に対応して、柔軟に調節されるからです。大脳の状態は人それぞれに違います、人は個人的な要因(心理的・精神的・家庭的・社会的)の方が、誰にでも共通する(生理的・生物学的)要因よりも、はるかに大きく影響を及ぼしています。なので他人と同じであるわけがありません。39918233-ウェイク-アップ

しかも覚醒と睡眠は表裏一体ですから、起きて活動している内容が人ごとに違うのに、眠りだけを画一的にマニュアル化できるわけがありません。

 

 

 

自分特有の快眠法をつくる

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ではどうすればいいのでしょうか?それは、睡眠の基本法則を念頭において、自分特有の睡眠法を考えることです。そうしなければ問題は解決しませんし、またそうできる可能性があるのです。自分で考えて決めたことであるから、その努力が報われるんです。それは自分の一生を豊かにするか、貧しくするかの問題ですから、あえて向かっていかなければなりません。

 

たとえば1日8時間寝る必要があるのかどうか、検討しなおしてみることです。案外、もっと短い時間の方がメリハリが効いて元気がでるかもしれません。また高齢者なのに、若いころぐっすり眠っていい気分だったという記憶が、そのまま今でも「良い睡眠」「あるべき睡眠」の絶対条件になっているのではないか検討しなおしてみることです。自分の年齢にふさわしい眠りになっているのに、それを「心身の悲劇」と解釈して、むなしく回復をはかろう、と苦しむのははたして幸せな人生といえるのでしょうか。また、良い睡眠を維持している高齢者ほど、社会生活に強い自信をもちうまく順応している度合いが高いということです。睡眠内容が生活の質を左右する結果につながっているわけです。

 

なぜ、自分の睡眠を低く評価してしまうのか?

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ところで、多くの人は自分の睡眠を低めに評価しがちです。一睡もしなかったとか、しょっちゅう目が覚めたとか、寝た気がしないといったたぐいです。睡眠中に体験するできごとは、ほとんど記憶にとどまることなく消え失せてしまいますから、自分の「寝ざま」を自分で客観的に回想できません。眠っていた自分を自分が知っているわけがないですね。

起床時に、なにかを憶えていたとすれば、寝床のなかでちゃんと覚醒していて、しかもそのできごとを大脳で編集、収納、整理しておくという一連のプロセスがしっかり行われたことになります。 ダウンロード (34)

これは長い間、睡眠が中断し覚醒していたことを意味します。つまり、長めの「中途覚醒」です。起床したとき、その夜のできごととして回想できるのは、記憶に残っている長い中途覚醒のできごとしかありません。こうして「一睡もしなかった」というふうに、自分の睡眠を低めに評価してしまうのです。

 

 

睡眠の自己評価はあてにしない!

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一方では、あまり寝つきがよくて熟睡したため、なにも記憶に残らず、起床したとき「短い夜だった、寝た気がしない、すぐに目が覚めてしまった」と実感し睡眠不足ではないかと不安に思うこともあります。うとうとしながら夢をみたり、寝がえりをうったりしていたというような自覚、回想できる体験のほうが「タップリ眠った、良い眠りだった」と評価でき、ストレス解消になることもあります。

こんなふうに、自己評価はあまりあてにならないことをわきまえておきましょう。images (17)

いずれにせよたっぷり寝ても、目覚めてすぐは、眠気があって気分は爽快とは限らないというのが共通の決まりです。

 

ものごとに意欲的に立ち向かうことが、大脳をより早く活性化させます。なによりもまず、前向きの積極的な姿勢が眠気を追放するのです。

 

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