ストレスの原因は!【現代社会のストレスに勝つ……。】№2
現代では「ストレス社会」といわれていますが、家庭や仕事、さらには人間関係など自分自身ではまったく意識していないけれど、いつの間にかストレスを感じています。嫌なことやつらいことばかりがストレスではなく、実はうれしいことや楽しいこともストレスの原因にもなります。ここでは毎日を快適に過ごすために、ストレスの原因になるものはどういったことなのかをお伝えしたいと思います。
🔓ストレスはあなたが成長するための『のびしろ』信念……。自分を信じて自分の心の中に埋め込む…..。
仕事でのストレス
仕事でストレスを感じない人はいないといっていい!会社では様々な年齢の人間が集まって仕事をしていますから、上司が自分よりも年上な場合もあります。、そんな中で、思うように仕事が進まなかったり、自分の能力以上の仕事内容を求められてストレスになっていませんか? 自分のペースで仕事を進められないのはかなりのストレスになりますよね。また、転勤や部署替え、転職などでこれまでと違った環境で仕事をする場合も、不安や心配でストレスになることもあります。
point!●やりたいことや趣味に没頭する●恋人を作る●大きな声を出して気分を軽くする●緑や自然と触れ合う
学校でのストレス
学生の場合は学業と同じくらい、学校での人間関係がストレスに大きく関わってきます。受験生だったら周りの期待に答えなければいけないという心の負担、成績が思うように伸びなかったり、転校しなければならなく、新しい学校に馴染めるかどうかの不安、いじめなどの人間関係が学校でのストレスの原因になります。
point!●誰もいないところで大きな声を出す●深呼吸する●仲の良い友達と話す●新しいことに挑戦する●お風呂に入る●ストレスに効くものを食べる
家庭・家族とのストレス
ストレスがたまる場所と言えば職場が多いですが、実は職場よりも家庭でストレスがたまってしまうというケースが意外と多いのです。実際、恋愛関係や夫婦間の悩みを持つ人は本当に多く、休める場所であり心が安らげる空間のはずの家庭が、実はうつ症状の原因になってしまう例が意外とたくさんあるのです。家庭や家族関係がうまくいっていなければストレスになってしまいます。育児に関してもそうです。育児ノイローゼ寸前で、一人で抱え込んでしまうとストレスなどとは言っていられない状況になってしまいます。「誰も手伝ってくれない」「家事を協力してほしいのに」「自分一人で子育てしている」「自分の時間が欲しい」、このように感じていませんか? 家族との会話はとても大事です。なんでも完璧にやろうとせずに、ほどほどにこなすのもケースバイケースでいいのではないですか。家庭内暴力に悩んでいる人もいるかもしれません。一人で悩まずに、そういうことを相談できる機関もありますので、一人で悩まずに解決策をさがしてみることです。
point!
●家庭や仕事場以外の居場所を作る
家庭内でストレスがたまって疲れている時、家庭以外に居場所があると安心です。仕事が逃げ場となっている人もいますが、職場もストレス原因である場合には安らげませんよ。仕事もしつつ家族サービスもするとなるとなかなか時間をとるのが難しいので、自分の趣味に関連した人との交流やコミュニティを居場所として探すとよいです。ゴルフが好きだったらゴルフ仲間とコンペに出かけるなどで、家庭でストレスがたまった時でも、そこでリフレッシュできてストレス解消できるんでないですか。
●相談できる人をみつける
家庭内で何かストレスを抱えてしまった時、悩みを話せる相手がいるとストレスはかなり解消されます。ただし相手は慎重に選んだほうがいい。例えば、妻の愚痴を話した時に、奥さんを擁護するような相手ではあなたのストレスはこれっぽっちも軽くなりませんから。
むしろ話して無駄だった…と後悔してしまうかもしれませんので、しっかり話しを聞いてくれた上で、自分の言う事に「共感してくれる人」を見つけられるのがベストですね。 話を聞いてもらいたくても、適切な話し相手を見つけるのがなかなか難しい場合、ネットの愚痴聞きサービスを利用してみるのもいいでしょう。
これは電話やスカイプを通して愚痴を聞いてもらうサービスで、とある会社のサービスでは、10分700円で利用することができます。ここで愚痴を話しても、否定されたり反論されたりする事もないので、安心して利用できます。なかなか話せる人がみつからない時、安易に知り合いに話せるような内容じゃない時などは特におすすめです。
●夫婦でじっくり話し合う
休日などを利用して、夫婦間でじっくり話し合いをしてみるのもいいでしょう。あなたの大切な人生ですから、勇気をだして、日頃言いたくても言えない事をお互いにぶつけ合う時間も大切です。正直に心の内を打ち明ける事で二人の溝も解消され、信頼や絆も深まっていきますよ。
「話し合い」というと重苦しい響きですが、これがお互いを理解し合うきっかけとなり、家庭内の環境を改善できる事もあります。面倒とは思わず、積極的に話し合いの場を作ることは非常に重要なんです。
人間関係のストレス
身近な人との付き合いを楽しみ、良好な人間関係が築けていれば、人生はより明るく楽しいものに感じられます。しかし、人間関係はよい刺激や安心感をもたらす一方で、気遣いや誤解というネガティブな感情も生じやすいものです。そうしたストレスを抱えながらお付き合いを続けていると、精神的疲労の原因にもなります。
また人間関係がうまくいっていないと、精神的に一番こたえるのではないでしょうか。引きこもってしまい、家から出られなくなる人もいます。家族との人間関係、職場での人間関係、近所との人間関係、それは様々だと思います。一つだけではなく、いくつか重なってしまうとかなりのストレスになってしまいます。
point!
■先入観や思い込みを捨てる!
出会いの数は多いけれどなかなか人間関係がうまくできないという人は結構多い!会うときに「この人はこういうタイプだ!」という先入観を捨てることが大事です。先入観がある状態だと、相手の話が違って聞こえたりすることがあります。まずは先入観を持っていないかな?と自問自答してみて。「苦手意識」も先入観です。
目の前の相手がちゃんと話ができるように、その場の空気を整えることが大切!あなたは聞く体制は整っていますか?相手が話しやすい雰囲気を作ってあげよう。きちんと相手の方に体を向ける、笑顔で話を聞き、相槌をうったり、場の雰囲気が整うと、相手も心を開いて、思わぬ話からビジネスチャンスに発展するかもよ。
ビジネスは自己満足ではなく、相手があってこそ。自分の世界に固執するのではなく、いかに相手に楽しんでもらえるか・喜んでもらえるかということだと思います。そのためには謙虚な姿勢で、相手のニーズと向き合うことが重要です。
1人だけの力というのは限りがあります。人と人とが出会って化学反応を起こしたときに、大きな流れが生まれる。だからこそ、自分だけの世界に固執せず、謙虚な姿勢でまわりと向き合うことが重要!
ネガティブな感情を口にしたくなったら、一度、深呼吸しよう。今、自分は冷静ではないという場合、なるべく人と話をしないのが一番。なぜかというと、それが現実になってしまうからで、ネガティブなことが思い浮かぶのは人間だからあたりまえ。でもそれを思った時に口にだすのではなく、自分の中で受け止めて消化する仕組みをつくること。言葉はエネルギーを持ちます。自分で制御できなくなる前に、日頃から発する言葉に注意!
悪口や陰口というのは何も前向きなことが生まれない。ネガティブなエネルギーを受け取って、自分のモチベーションに水を差されるのはきもちのいいものではない。人のネガティブトークに付き合うのは、時間とエネルギーの無駄でしかないのです。それよりもポジティブな言葉を発してポジティブな人の連鎖を作った方が、毎日楽しくなりますよ。
■ストレスになる前:ストレス原因の対処法
ストレスになる前の段階では、ストレッサ―(この場合は他者)やストレスと感じてしまう 自分のフィルターへの対処です。他者とのコミュニケーション方法や、自分との(自分の内面との)コミュニケーションが主になります。
※ストレッサー →ストレスになる原因をいう
■ストレスになった後:ストレス反応の解消法
ストレスになった後の段階では、自分の心身にすでに起こっている反応・状態への対処です。 平静で強いメンタルをつくっていく方法が主になります。
すでにストレスを溜めてしまっている人も、その原因に対処しない限りストレスはなくなりません。 そして、心身に影響してしまったストレス反応もしっかりと解消すること。