自分の中に、自分も含む他者に対して「ネガティブ」な感情が浮かんだら、それはほとんど全て「認知の歪み」です。つまりそれは、正しくない考え方であるということ。それを自己認識することが出来れば、考えを前向きに正しく修正することが可能です。
ストレスに耐えられる人の特徴と共通点は!

仕事のストレスとは上手く付き合って仕事と生活を両立しなければなりませんが、ストレスを全く溜めずに仕事をするのは不可能ですし、またストレスが一概に悪いことでもありません。適度なストレスはメリハリをつける上でも必要なものです。また「ストレスのない人生は死んだのと同じだ」と、ストレスという概念を発見したハンス・セリエも言っています。
ストレスは人生に置いて必要不可欠な要素ですが、溜めすぎては、極度な疲労・不眠症・動悸が激しくなったり体に不調を訴えうつ病や病気の原因になるもの事実です。最近では「うつヌケ」という田中圭一さんの漫画の本が5万部を超えるという売れ行きは、この現代社会を浮き彫りにしているともいえる。
同じ仕事内容でもストレスを溜めこみやすい性格もいれば、ストレス耐性に強い方もいます。ここではストレスに強い方の特徴や共通点を紹介したいと思います。
🔓仕事とストレスとは上手く付き合っていく
ストレスに対する強さ!
■ストレスの強さをその人の対応別に分けると6個に集約される。
1、ストレスを感じる力
ストレスの刺激を受けたときに、それに気付くか気付かないか。ストレス状態になっても、それを気にしないのであればストレスに耐える事は容易です。性格や体格などによっても影響されます。
2、ストレスをうまく回避できるか!
ストレスを作りやすい性格がどうか。例えば、「少しくらいは人の言いなりでもいい」と考える人は、他人の勝手な指示に対してストレスを感じにくいといえるのです。
3、根本的なストレスをうまく処理できるか
ストレスの原因である元のストレスをなくせるか、また弱められるか。ストレスに有効な処理(ストレス解消)が出来るならば、その人は結果的にストレス状態に強い事になります。
4、ストレスをいい意味で換えられるか?
ストレス状態に陥ったとき、そのストレスの元の意味をいい方向に考え直したり、ストレスの元をバネにして生きる能力が高いか
5、ストレスを受けた経験
さまざまなストレスにどれくらい出合ったことがあるか。同じ場面やその状況に出会い、そのストレスの原因に慣れストレス状態になりにくい事もありますが、逆に耐性を弱めてしまう場合もあります。
6、ストレスを受け入れる
ストレスをどれくらい受け止め溜められるか、ストレス状態の程度がストレス容量の許容範囲ならば、ストレスをストレスと感じないでいられます。これはその時の精神状態・身体状態によって異なります。
「生まれ育ったものだから」「性格だから」「今まで何十年もそれで生きてきたから」、今さらストレス耐性を高めることはできない・・・とは思わないでほしい。まずは、ストレス耐性を高めることは、誰にでもできると信じること。信じなければ、スタートできません。
東洋経済オンライン記事!ストレスに強い人が実践する毎朝1分の習慣
ストレスに強い人の特徴
ストレスに強い人の考え方は何か困難にぶつかっても、それを脅威ではなくやりがいのある仕事と受け止めて変化には気持ちの高揚とエネルギーを持って応えるという特徴がある。ストレスに弱い人は、全てがその逆ですね。困難を脅威と捉え、苦痛を感じながらイヤイヤ仕事をこなします。変化は避けたいと常に念じている。
■ストレスに強い人の失敗の捉え方
人は成功を求めているとき、失敗すると「落ち込み自信を失うこと」になります。だが、自己実現している人は失敗を自分を成長させる機会と受け取ります。失敗は悲劇ではないのです。失敗から学ぶのです。失敗した自分を「他人がどう見るか」と思ったときに、失敗は悲劇になってしまいます。リストラでも浪人でも、そうしている自分を「人がどう思うか」と
この様なことを気にしている人と、そうでない人とでは苦しさが格段に違います。病気ひとつとってみても、その人がどのくらい苦しむかは性格によって全く違います。病気をして、病気そのものに苦しむ以上に、それに付随することに苦しむことが多くあります。同僚と競っているビジネスでは焦りますし、そうでない人は休養して体調を整える良い機会と受け取ります。
●こどものストレスに強くなる具体例
幼児が寝る前にお菓子を欲しがるような場合、母親は、頭ごなしにしかるのではなく、「歯に悪いから寝る前はよして、あしたのおやつの時間にしましょう」と約束する。そして、約束を果たせば、子供は、我慢の必要性を知るとともに、我慢すればいい結果につながることを学ぶ。
子供は、こうした経験の繰り返しで、親への信頼感を持ち、自主性が育って、ストレス処理能力を築くことになる。特に、乳幼児期から思春期にかけての経験が大きく影響すると言えます。そうした能力は、信頼できる経験の積み重ね、愛されていることを感じ取れる経験の繰り返しによって得られるのです。
補足 ストレスの悪影響
人は強いストレス下にあると悲観的になりやすく前向きに考えられない生き物で、それは人が生まれながらに持っている危険を察知する優れた防御本能のひとつです。私たち人間は強いストレスを受けているときや、うつ状態に陥っているときなど、特別な状況下では認知(判断や解釈)に歪み(誤った判断)が生じてしまうのです。
重要!自分の認知の歪みが自分を苦しめている!
■10パターン
1、全部か無しかの考え
白か黒かで、中間のグレーがない。極端な完璧主義思考パターンのこと
2、基本マイナス思考
良い事も悪い事に勝手に置き換えてしまう
3、~すべき思考
絶対◯◯やるべきだという非常に偏った狭い考え方
4、極度の一般化をする
いつも、すべて、絶対、普通、みんなという意味の言葉を含む表現が多い
5、心のフィルター
悪い点ばかりに気を取られ、良い部分が意識できない考え方
6、結論への飛躍
根拠もなしに勝手に悪い方へ決めつける考え方。「こころの読みすぎ」と「先読みの誤り」の2つの種類がある
7、誤った自己責任化
直接自分には関係のないことに責任を感じてしまったり、逆に自分の責任を他人に転嫁してしまいます
8、レッテル貼り
長男は◯◯、A型は◯◯など、そのイメージを固定してしまう考え方です。
9、極端な評価
自分に厳しく他人に甘過ぎるなど、自分の失敗や悪いところを必要以上に大きく、自分の成功や良いところを極端に小さく考える考え方
10、感情の理由付け
あの子の喋り方が超ムカつく=彼女はダメなど、感情を根拠に物事を決め付けてしまう考え方