便秘の解消 便秘の原因 ってなに?即効で便秘を解消する方法10
「なんか今日はお腹の調子が悪いな!」「そういえば何日も出ていない!」なんて経験は誰にでもあります。簡単に治りそうでなおらないけっこう頑固な便秘!食事を改善しても、運動をしても睡眠を意識してもなかなか腸の具合が良くならないと悩んでいませんか?けれどきちんと根本から変えていけばこの先、便秘で困ることはなくなります。そこで今回は即効で便秘を解消法する方法を10の項目に分けて紹介します。
Contents
便秘の原因は
■運動不足によることが圧倒的に多い!
便秘に運動は関係あるのと思いがちですが関係あるんです。腸がはたらくときは腹筋も背筋も使っています。お腹の筋肉が衰えていると排便できない状態になってしまいます。排便は腸のぜん動運動だけではなく、腹筋も使って便を押し出すため下腹部の筋力が弱っている場合には便を十分に押し出すことができません。
そのため便を押し出せずに便秘を引き起こしてしまうことがあります。
■食物繊維不足
”食物繊維”を意識して取っていますか?外食ばかりの食生活だと意外と食物繊維が不足していることも。
食物繊維を取ることで消化された食べ物をスムーズに排出するお手伝いをしてくれるのです。
■ストレスによるもの
ストレスが原因で便秘になることも多くあります。うさぎのフンのようなコロコロとした便が出て、環境が変わり緊張するときが増えて、このようになればストレスが原因かもしれません。腸と脳は神経によってつながっているので、脳が不安やストレスを感じると、それが腸に伝わります。その関係で腸のはたらきが変わり、便が硬くなったりしてしまいます。
■水分不足
便秘になりにくい体になるためにも欠かせないのが水分補給。便秘をしてる時に水分が不足していると腸の中で便の水分がどんどん吸収され、固くなって排便しにくくなってしまうのです。
水分は排便にとって必要不可欠な要素です。水分不足は便秘の原因になりますし、便秘になると、便の水分が奪われ、より排便が困難になってしまいます。
便秘を解消するには!
●腹筋
便秘の原因の元になっているのは腸で、そのぜん動運動で便を押し出しています。そのぜん動運動がきちんと行われるためには、腸の周りを支えている腹筋が必要不可欠なんです!また腹筋によって腸が刺激され、ぜん動運動を促してくれる効果があらわれます。
運動不足で腹筋が弱まると、腸の動きも悪くなるのです。
●ふくらはぎのマッサージ
ふくらはぎは第2の心臓と言われています。ふくらはぎの筋肉を刺激することによって血行がよくなり、体の血流が良くなると代謝が上がり体が温まります。同時に腸も温められ、ぜん動運動が促されるんです。
階段で踵を下げて上下することも効果アリ!
●食物繊維を多く食べる
食物繊維は大きく分けて「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」とに分かれ、便秘には水溶性食物繊維を多くとる方がスムーズな便の排出につながります。
キウイ、こんにゃく、リンゴ、わかめ、ひじき、春菊、きのこ類、納豆など、そのほかネバネバした食品がいいです。この食べ物が腸の中でゲル状の便をつくり出やすくなります。
●便秘に効くツボを刺激する
・天枢(てんすう)
おへその両側3.4cm、指3本くらいの所にあるツボです。
お腹を緩めてリラックスしながら、指先を当て小さく上下するように揺すりながらマッサージするのがポイントです。この時仰向けに寝ながらマッサージするとさらに効果的です。
・大巨(だいこ)
おへそから左右に指2本半外側、そこからさらに指2本半分下がった所にあるツボです。
便秘の人はこのツボがかなり硬くなっているのでよく分かるそうです。硬くなっているので片方ずつ刺激していくのがいいです。右手と左手の人差し指と中指を重ねて押しながら揉むような感じでマッサージしていきます。
●ストレッチ
ストレッチは腸を刺激する効果の他、ストレスを解消させ、自律神経のバランスを安定させてくれる効果があります。血行も良くなるため、腰の痛みや肩こりなどを改善することにもつながり、ダイエット効果も期待できます。ストレッチは、きれいに健康になりながら便秘も解消できる最もいい方法です。
・ 床に座り、左足を立て、右足は伸ばしておきます
・ 左足を右膝の外側に置きます。
・ 右手の肘を左足の膝の外側へ付けます。(右手で左膝をつかむだけでもOK)
・ 息を吐きながら状態を左側へねじります。
・ 4回呼吸します。息を吐く時に、ねじりを可能なだけ深めるようにしましょう。
・ 反対側も同様に繰り返します。
●体操
腸内の悪玉菌が増えるのをの防ぐために、毎朝ガスを抜いておくことも大切です。下記のエクササイズを行うとガスが出やすくなります。
・仰向けになり手の甲を反対の手の親指と人差し指と中指の3本ではさむ
・左右交互に2分程度もむ
・うつ伏せになりクッションか枕を置き水泳のバタ足のように動かす(5分程度)
●ピラティス
ピラティスは、ドイツで考案されたエクササイズ法で,日本でも21世紀に入ってから注目を集めるようになったため知っている方も多いと思います。ピラティスは、もともとリハビリを目的として考え出されたエクササイズなので、年齢の差を超えて誰でも行えるという利点があります。また、インナーマッスルを鍛える効果があるので、骨格を整えることで、体のバランスを健康に保つことができます。
・仰向けになり膝を立て、呼吸を整えてから腰を浮かせ、肩から膝までのラインが一直線になる位置で静止。
・腰の下で手を握り合わせ、肩甲骨同士を近づけるようにイメージで
10秒間静止したら、腹筋を使ってゆっくりと腰を下ろし、仰向けに戻る。
●腸のマッサージ(落下性)
※落下性の腸かどうかの目安! ・子供のころから便秘がち ・腹痛を伴う便秘がある ・運動をしなくなったら途端に便秘になる
・立ち上がる時に下っ腹が出る
腸のマッサージもセルフでできる簡単なものもあるのでおすすめです。
腸をマッサージすることによって、血流が良くなり温まったり、ぜん動運動を働きかけてくれたりします。
・仰向けになって両膝を立てる
・落下している腸を上に押し上げる為に、腰の下に座布団やクッションを入れて腰を10cmほど浮かす
・恥骨からおへその下にかけて、腸を押し上げるようにマッサージ(約1分間)
●お尻マッサージ
お尻のマッサージも便秘解消にはとても効果的です。お尻マッサージによって血行が促進され、ぜん動運動が活発になります。またお尻には便秘解消に繋がるツボがいくつかあります。このお尻のマッサージによって、そのツボも一緒に刺激されるんです!
●起床後5分以内の白湯
朝起きぬけに白湯を飲むことも便秘解消にいいと言われています。起きて5分以内に48度ほどの白湯を1杯飲む事で腸が目覚めて動きだし、腸内にこびりついた宿便を溶かして腸内を清潔にしてくれます。
1週間ほど続けると高い確率で効果が現れているようです!ポイントはこの白湯をグッと一気に飲んでしまうこと。
便秘にすぐ効く速攻解消法はコレ!
●つま先立ちをするとバランスをとるために、自然におへその下に力が入りお尻がキュッとするので、下腹部を意識するだけでも十分です。
①かかとを限界まで上げる
②5分間かかとを上げ続ける つま先立ち5分を1セットとして、朝と夜に1セットずつ行う。
●回数が増えれば増えるほど効果は出やすくなりますが、便秘解消であれば朝と夜だけでも十分効果があるので、毎日やるようにしてください。
ダイエット効果を期待するには、1日5セットは最低でも必要です。
つま先立ちの効果には「血行改善」「基礎代謝の向上」「足腰の筋肉の強化」などがあります。
つま先立ちをすれば、血行が良くなり、代謝も上がるので、腸の運動が活発になります。前のページにも書きました腹筋の強化ですが便を肛門から、しっかり排出するには、腹筋の力が必要です。
女性が便秘になりやすいのも、腹筋が弱い人が多いからなんです…。つま先で立っていると、バランスを取るのに、足だけでなく、腹筋やお尻周りなど、便の排出に使われる筋肉を、一気に鍛えられるワケです。
このつま先立ちをするだけでも、私みたいに、軽めの便秘なら、すぐに治る可能性も高いので、ぜひやってみてくださいね!