睡眠 「眠る秘訣シリーズ」④睡眠障害の現状!
睡眠障害は、人の眠り、目覚めにかかわるそれぞれの疾患すべてを指すことばです。睡眠障害のなかには高い次元での精神的なことや、体の異常など2次的なことまでさまざまな病気が含まれています。専門的に分けることはいろいろな食い違いがありはっきり分けることはできていません。良い睡眠をしっかりとることは睡眠のことを詳しく知る必要があり、上っ面だけだと一時的な対応に終わってしまいかねません。ここでは日本の睡眠研究に最も詳しい井上昌次郎先生の著書「眠る秘訣」より睡眠薬や睡眠障害についてお伝えしたいと思います。
睡眠障害は大きく分けて8項目
睡眠障害を大きく分けると8項目になり合計すると、病名がなんとの100種類もあるそうです。かなりの驚きですが、こんなにあればそれなりの診断も治療も大きく広がるということです。病院の医師でさえ間違っていない対処ができるとは限らないため、睡眠障害の専門的な医師が必要となるわけです。
睡眠薬と聞くと、なにかしらよくないイメージが付きまとうのは私だけではないでしょうね!恐怖感みたいなものを感じ、安易に睡眠薬を飲み裏切られた人も少なくないんではないですか!でも今では睡眠障害専門の医師は全く違うそうです。
・睡眠障害の原因やその症状を正しく診断したうえで睡眠薬を使うなら、不眠の克服にこれほど有用な手段ないと言います、寝酒を飲むよりもいいし安全だという医師もいます。
睡眠薬を適切に使う!
睡眠薬にはいろいろな種類があり、それぞれ作用や副作用に大きな差がありますから、どんな不眠なのか、いまの症状に応じて適切に使いわければいいんです。そのためには、十分な専門知識が必要ですから、睡眠障害にあまり詳しくない医師の処方に従ったり、処方箋がなくても薬局で買える薬を素人的な考えで飲んだりすると、効かないばかりか、逆効果をまねいたりしかねないのです。
・睡眠薬を飲むにも中止するにも、なにはともあれ、専門的な医師の指導に忠実にしたがうことが大事です。