蚊に刺されない方法と、蚊に刺されない6つの対策!
6月に入り、涼しく感じられることもありますが、暑さがかなり感じられ、広い青い海がいつのまにかイメージできるくらい。毎年この時期にやっかいな蚊に刺されることがあります。身近なことですが、あまり蚊に刺されないタイプの人は気にも留めませんが、良く刺される人は刺されると、窓の開け閉めに敏感になったりやたらに網戸に穴が開いていないか気になったりします。ここでは些細なこととは思わず、気軽にサラッと取り組めば意外とライフスタイルがスッキリしてきます。
蚊の習性
蚊といえば血を吸うだけというイメージですが、そうではなく、蚊の主食は花の蜜や果物の果汁などの甘くて糖分を含む液体です。蚊のメスが卵を作るために高タンパクなエサが必要なため、メスだけが人の血を吸います。
ちなみに蚊に刺されると痒い理由は、蚊が人の血を吸う時に注入する唾液が原因です。この唾液には血液が固まらないようにして、吸いやすくする作用と刺されている人に、痛みを感じさせない麻酔作用の二つがあります。この唾液に対して大抵の人はアレルギー反応を起こすため、痒く感じるのです。
蚊の活動
蚊は水たまりに卵を産み付けて、池や道路の排水溝、空き缶やバケツの中などのちょっとした水たまりなどにもどんどん卵を産み付けて繁殖します。夏場であれば卵をを産み付けて10日程度でボウフラ⇒成虫と短い時間でどんどん発生する厄介な繁殖力を持っています。
メスの蚊は獲物を見つける際に、人の吐く息の二酸化炭素や汗などを目印にします。また、獲物となる人間がいる場所は、人が吐いた息や汗が蒸発することで、湿度や温度も上がるため、高温多湿の所に行く習性もあります。
蚊の行動の習性は、種類によって昼間に活動するもの夕方に活動するものと様々なのですが、行動範囲は生まれた場所から最大でも半径15m以内です。
蚊に刺されないようにするには?
■蚊を家に入れない
・蚊は窓や人にくっついて侵入することが多いので、蚊が嫌がるレモンのにおいやゼラニウムなどを網戸にスプレーする。・家に入るときに服やカバンを手で払い素早く入る・吊り下げタイプの虫よけを使う
■風を利用する ・扇風機やうちわなど使い追い払う。
■汗をこまめに拭く ・蚊は汗に反応して寄ってきます。体を清潔にたもつこと・夏場はじっとしていても汗をかきます、こまめに汗を拭きとること
■黒っぽい服は避ける ・蚊は黒い色または紺の色を好みます、光を反射するような白い服を着ましょう
■明け方と夕方は注意!・蚊がもっとも活動的になるのは明け方と夕方です。人間と同じで涼しい時間帯
■水場は避ける ・蚊は少しの水たまり、ベランダの排水管、草むらや池に発生しますので、できるだけ近寄らない
蚊に刺されたときの対処法
蚊に刺されたときに感じる「かゆみ」や「腫れ」は蚊の唾液によるアレルギー反応です。細かくしてみると「遅延型」「即時型」「遅延型+即時型」の3つに分けられます。
■遅延型 赤ちゃんによく見られます。ステロイド剤が含まれている塗り薬を使う
■即時型 刺されたときにかゆみがある。抗ヒスタミン剤の入った塗り薬を使う
■遅延型+即時型 刺された直後にかゆみがあり、その後にかゆみが伴う。小中学生によくあります。すぐに抗ヒスタミン剤の塗り薬をぬり、その後の夜にステロイド剤の入った塗り薬をぬる
point!
★市販されている塗り薬を使うとき、製品によってステロイド剤や抗ヒスタミン剤の配合がちがいます。自分の症状をよく知り説明書をよく読んでから使ってください。
バーベキュー&蚊取りペットボトル
テング熱で蚊を媒体とした感染で悩まされているフィリッピン。テング熱を減らした「蚊取りペットボトル」
■バーベキューではやたらに蚊に刺されることが多い。野外用の扇風機を使うと効果的!
まとめ
蚊は6月~10月まで活発に活動します。蚊に刺されると、かゆみと暑さでストレスを感じることも多いので、ほんの少しの手間で蚊に刺されることは少なくなります。蚊に刺されてストレスを受けないためにも早めの準備をすることが大切ですね!