「酵素」を活性化する歩き方とは!
運動不足が続くと筋肉は衰えて、新陳代謝は悪くなり、酵素のはたらきも悪くなります。代謝酵素を活性化させ、元気を取り戻すには運動することが欠かせないのです。
とはいっても、激しい運動を急にすることも体にはよくありません。激しい運動はカラダの中に活性酸素をたくさんつくる原因になります。また普段運動に慣れていない人は、筋肉や骨を痛めてしまうこともあります。
新鮮な酵素を取り入れるウオーキング
そこでおすすめなのがウオーキングです。歩くことは老若男女を問わず誰にでもできる運動です。1日1回、最低45分以上、ちょっと早い速足で歩いてみることです。歩き方ですすめたいのは、少し大股で、やや早く3メートルほどで前を見て歩くこと。もしできるようならリュックサックを背負い、その中に1~2キロの重さのモノを入れて歩くことです。体にいいお茶を入れた魔法瓶を入れておけば一石二鳥です。
忙しくてまとまった時間がとれず運動不足の人は、通勤や通学の電車やバスを1駅か2駅手前で降りて、その分歩くようにしてはどうでしょうか?ウオーキングには運動不足の解消や、骨や筋肉を強くして足腰の衰えを防止することや、心肺機能を高めるなどいろいろなメリットがあります。
なかでも最大のメリットは体内に新鮮な酸素を取り入れられるようになることです。またカラダを動かして汗をかくことで、体内の老廃物も出やすくなり新陳代謝がよくなります。
適度な日光浴がビタミンDを活性化
運動と呼吸には深い関係があり、ウオーキングなどの適度な運動は、新鮮な酸素を体内にたっぷりと取り入れる「いい呼吸」を促してくれる。いい呼吸をすることが、体内の代謝酵素の活性化につながっていきます。
適度に日光を浴びることは健康になる秘訣で、ある程度は日光を浴びないとビタミンDが活性化されず、丈夫な骨ができないからです。紫外線の害が気になる人は、つばのある帽子をかぶればだいじょうぶ。外に出て歩くことは日焼けの害以上のメリットがあるのです。それと緑の多いところを歩いてフィトンチッド(樹木が発する化学物質)を浴びて散歩すれば最高の健康となります。
ヨガや気功でカラダに新鮮な酸素を!
いい呼吸を身につけるにはヨガや気功もおすすめです。私たちは息を吸うことは無意識のうちにしていても、吐くことは十分にしていません。十分に吐き切らない浅い呼吸ばかりしていると、体内の二酸化炭素を十分に排出することができず、体に必要な新鮮な酸素が入ってきません。
あなたもウオーキングに加えて、朝起きたとき、夜寝る前に、深くゆっくりとした呼吸をすることを習慣にしてみてください。特に息を吐くときに、しっかりと体内の空気を吐き切ってみましょう。朝は頭がスッキリして目覚めがよくなり、夜はリラックスして良い眠りにつけるようになりますよ。