マヌカハニーとはちみつの違い おすすめマヌカ3選!
人気沸騰中のマヌカハニーですが、やはり気になるのは普段私たちが食べている、はちみつと「どう違うのか」ということではないでしょうか?普通のはちみつにも殺菌効果や抗酸化作用はあるので、紅茶にはちみつを入れて飲んだり、レモンや大根に漬けて風邪の予防や喉の炎症を防いだりしています。ここではその大きな違いと食べ方や選び方とおすすめマヌカハニーなどについてお伝えしたいと思います。
マヌカの花
マヌカの花は1センチほどで小さく春の終わりから夏にかけて花が咲き、この時期は西洋ミツバチも大忙しにマヌカの花の蜜に飛び回っている。マヌカの花はその一つ一つはとても小さいものの、木いっぱいに花をつけるので、初夏のマヌカの木は雪をかぶったように真っ白になり、そんな花いっぱいのマヌカの森の巣箱にミツバチが集まりマヌカハニーができるあがるということ。
マヌカ(Manuka)の木自体はニュージーランド全国で見られる木ですが、高くても8mほどまでしか成長しない木で、特徴あるのが枝や幹が黒いカビで覆われています。だから遠くから見るとかなりくすんだ緑色した木に見られ、近づいて見るとまるで山火事の後に残った木に感じられかもしれません。
マヌカハニーと普通のはちみつの違い
普通のハチミツの殺菌効果は過酸化水素水によるものです。過酸化水素は、体内に取り込まれるとカタラーゼという酵素によって分解されてしまい殺菌力は大幅に低下するので、思っている程の殺菌効果は得られません。
※カタラーゼ➡過酸化水素を水と酸素に分解する酵素
普通のハチミツの原料となる花はいろいろありますが、マヌカハニーはマヌカの花の蜜だけが原料です。花によって含まれる成分が違うので、普通のハチミツであってもそれぞれに効果が異なります。
ただ、メチルグリオキサール(MGO)を多く含む花はマヌカだけですし、他にも優れた抗酸化作用や抗炎症作用を持つシリング酸メチルという成分が含まれています。このように、花が持っている成分の違いがマヌカハニーと普通のハチミツの効果の違いにつながります。
健康や美容への効果という点で言えば、マヌカハニーも普通のハチミツも持っています。しかし、その効果が優れているという点ではマヌカハニーの方が格段に上なので、ハチミツが持つ効果を得たい場合はマヌカハニーを選ぶのがおすすめです。
マヌカハニーの選び方
マヌカハニーを選ぶには3つの基準!
マヌカハニーを選ぶ基準は大きく分けて次の3つです。
1.製造と販売の管理は?
・ロット番号が記載されているか?
品質管理が徹底されている製品であれば、製品に関する情報はすべてロット番号で管理されています製品ラベルにロット番号が打刻された製品を選ぶようにします。
・品質証明書があるか?
UMFHA(ユニークマヌカファクターはちみつ協会)発行の品質保証書があれば本物であることが証明されます。
・UMFの表示はあるか?
UMFは商標登録されており、協会の認定を受けていない場合は使用できません。UMFという表示=協会認定の商品という証明です。
2.UMFのクオリティはどうか?
健康改善目的にマヌカハニーを購入する場合、「UMF10+」「MGO100+」以上のアクティブマヌカハニーを選ぶこと。
3、続けられるかどうか?
マヌカハニーがどれほど健康維持に効果的なスーパーフードであったとしても、習慣として続けられなければ意味はありません。
マヌカハニーMGO・UMF
MGOについて!
2008年にドレスデン工科大学の食物科学研究所所長トーマス・ヘンレ教授が、マヌカハニーの抗菌作用を担う主要な成分がメチルグリオキサール(MGO)であることを発見し、またMGOは1kgのマヌカハニーに何mgのメチルグリオキサールが含まれるか、という含有量を基準にしているので、MGO100+のマヌカハニーには100mg/1kgのメチルグリオキサールを含んでいることになります。
■MGOはニュージーランドのManuka Health社が独自に採用している数値で同社の登録商標。日本国内では株式会社TCNの商標登録となっている。
UMFについて!
UMFはユニーク・マヌカ・ファクター(Unique Manuka Factor)の頭文字を取った略で、UMFに記載されている数値は、マヌカハニー特有の抗菌活性成分が同じ濃度の消毒薬のフェノールと同じ抗菌作用があることを示しています。
例えばUMF20+は20%の濃度のフェノールと同じ殺菌力があることを意味し、数値が高ければ高いほど抗菌力が高くなります。このUMF10+という基準が、医療用マヌカハニーとして認められる最低数値であり、それ以上の数値のものは慢性疾患をはじめ様々な病気の治療に使われています。
UMFマーク付きのラベルを貼るために、UMFはちみつ協会に入会する必要があり、専門機関(ニュージーランド政府運営の独立機関)でその成分の分析を行う義務とロット番号ごとに厳しい管理を行う義務が発生しますので、UMFマーク付きのマヌカハニーには非常に高品質なものが多いと理解して良いですね。
マヌカハニーの値段
マヌカハニーは年間生産量が限られていて希少性が高い一方で、世界中で底堅い需要があるため、値段は近年上昇傾向にあります。また市場に出回っているマヌカハニーはかなりの値段にバラつきがあるために、「使う目的に応じた買い方」がベストではないかと思います。
近年マヌカハニーの生産量はほぼ横ばいであるが、中国向けの輸出が増え続けて価格がすこしづつ上がってきている傾向にある。
マヌカハニーの希少性
高い抗菌作用のあるマヌカハニーは生産量全体に占める割合が特に少ないため、希少性が高く値段も高くなります。上記の特別なエリア以外で採集され、マヌカの蜜の純度が低いものであっても、マヌカハニーとして売られている可能性があるため注意が必要です。
マヌカハニーの抗菌作用を、UMF, MGO, MGSで表します
※2015年にニュージーランド政府により公式標準として認定されたのが上記3マークです。
UMF ・MGO・MGSの換算となる目安は!
3つのマークを具体的に整理すると上の図のようになります。↑
マヌカハニーの効果と値段の目安!
マヌカハニーは抗菌作用のレベルに応じて、基本的には「治療目的にも可能」「プレミアム」「標準的」「栄養補給」に大別でき、効果と価格の関係性は下表の通りです。
多くのネット通販や成城石井・カルディコーヒーファームなどを調べても下記のような効果と価格の目安となります。
マヌカハニーの選び方(目的別)
マヌカハニーの値段はあまり気にせず、まずはマヌカハニーを購入する目的を明確にすることが大切です。目的に応じて価格帯もある程度自然と決まってくるため、もし不自然に安い場合には、数値偽装の可能性など何かしら安い理由があるはず。
ここで、はちみつとは言え偽物を買うわけにはいかないので、一旦落ち着いて考えてみてください。
値段は重要であるが、より信頼性の高い商品を選ぶ姿勢が大切
もちろん値段は重要なのですが、マヌカハニーには数値偽装の問題があるため、より信頼性の高い商品・メーカー・販売サイトから選ぶ姿勢が大切です。
1.健康を維持する目的に!
あまりクセが強くなく食べやすいものからお試ししてみて、健康のために少しずつ長く摂り続けるのであれば「UMF10+」または「MGO100+」のものから試してみると良いでしょう。
もし口に合わなかったとしても、お金の心配も一番少なくて済みます。
2.体の調子が悪い時に!
すでにある症状、たとえば胃腸の具合が良くないときや虫歯で歯がときどき痛む、風邪・インフルエンザ予防としての使用であれば、UMF10+よりクセは強くなりますが、「UMF16+」または「MGO250+」のものを試すことをおすすめします。
殺菌力が高まるためコスパはちょっと高めですね!
3.我慢できないほどの痛みがあるとき!
喉の痛み・口内炎・傷口が開いて痛くて困り、すぐに何とかしたい!という場合には「UMF20+」または「MGO400+」のものを。、このクラスはマヌカハニー収穫量全体の1%ほどしかなく希少なため、価格は高いものになります。
おすすめマヌカハニー3選!
■コスパを最優先・ハニーバレー
『ハニー・バレー』という商品は、少量単位でのまとめ買い・初回お試し割引など、他社商品と比べて若干割安でコスパが高いのが特長。実際にUMF認定書なども確認できるため安心・納得で、初めてマヌカハニーを試してみたい方にもおすすめ。
全体的に味は美味しいという声が多数。
商品詳細
- UMF15+、250g(税込 3,600円)
- 長年の経験と実績のある信頼のブランド
- 女性誌GLITTER・美STなどでも紹介
■キャラメルのような味わい!New Zealand Manuka Honey
クセの少ない滑らかな味で美味しいと口コミで最も好評なのが、ハニーマザーの『New Zealand Manuka Honey』
UMF協会認定の商品なので、ご自身の目的に応じてUMF5+〜20+の中から安心して選べます。
また、Honey motherという店は丁寧な対応・様々なこだわりが評判のオーガニックはちみつ専門店です。
商品詳細
- UMF15+, 250g(税込 2,980円)
- マヌカハニー独特のクセの少ないなめらかな味
- 抗菌作用に関する現地検査機関の証明書付き
■マヌカハニーの定番MGOマヌカハニー
多くの芸能人・モデルさんが愛用していることでマヌカハニーの定番になった感があるのが『MGOマヌカハニー』あの叶姉妹がブログにアップしたのは、このマヌカハニー。
まとめ