「酵素」の働きを妨げる「種」は食べない!

「種は栄養の宝庫でしょ!?だったら捨てるなんてもったいない!」こんなように考えていて、果物などを種ごと食べている方は今すぐにやめてくださいね!じつは野菜や果物の「種」は毒物といっていいくらい危険な食べ物です。種には酵素の働きを抑えるABA(アブシジン酸)という物質が含まれています。この物質は、種がいちばんいいタイミングで芽が出せるように、そのときが来るまで発芽にかかわる酵素の活動にストップをかけています。これが人間の体内に入ると、消化酵素や代謝酵素のはたらきをブロックして、薬と同じように酵素を浪費させ免疫力を弱めます。
野生のリスには面白い習性があって、見つけた種はすぐには食べません。いったん土の中に埋めたものを、数日後に掘り出して食べるのです。土の湿気で酵素が働きだし、種の毒性が取り除かれるからです。ぶどう・すいか・リンゴ・梨・ミカン・レモンなどの果物の種、ピーナッツやアーモンド・小豆・大豆なども生で食べないようにしましょう。
例外として種を食べてもかまわないのは、イチゴ・キウイフルーツ・トマト・きゅうり・なす・オクラなどです。これは種がひじょうに小さいためほとんど影響はありません。
酵素玄米をたべるとき炊き方に注意!
白米よりも栄養価が高いことから、玄米を食べている人も多いかと思います。しかし、玄米も種なので食べ方に注意が必要です。玄米を簡単に美味しく炊くには圧力鍋がいいとよく言われます。ところが、これは非常に危険な食べ方なのです。高温高圧になる圧力鍋を使うと、玄米に含まれているABAの毒性は取り除かれます。それはいいのですが、高温で加熱することによって強力な発がん物質であるアクリルアミド(糖化物質の中でも最悪)が発生してしまうのです。かといってそのまま炊飯器で炊くと、ABAの毒性が消えません。
ここで玄米の上手な炊き方を紹介します。
②①を2時間以上水につけたあと、そのままの水で。土鍋か、ふつうの炊飯器で炊く。
✖絶対に圧力鍋は使わない!
水に20時間以上つけることで発芽状態となり、玄米の毒性はなくなります(生ゴマも同じ)。水につけた食材の酸化を防ぐため梅干しは入れる。もしできるなら備長炭を1本入れると酸化を防ぎます。麹を入れるのは発酵作用によって玄米の消化がよくなるからです。
血糖値を急に上げない食べ物は、すい臓を守る
「GI値」ということばを知っていますか?GIとはグリセミック・インデックスの略で、わかりやすく言えば「食品を食べたあとの血糖値の上がりやすさを表わす数値」のことです。GI値の低い食品は、食べたあとにゆるやかに血糖値が上がりGI値の高い食品は、食べた後にいっぺんに血糖値が上がります。
血糖値が急にグンと上がると、血液中の糖を、脳や筋肉をはじめ各組織に送り込むインスリンも、早急に大量に必要になります。これはインスリンをつくっているすい臓に大きな負担になります。1度にたくさん出てしまったインスリンは糖を脂肪としてせっせとため込むので、GI値の高い食品は肥満につながります。
こうして大量のインスリンが一気に仕事をし終えると、血糖値は急激に下がり、すぐにお腹がすいてしまいます。その結果間食が欲しくなりまた血糖値が上がって脂肪として蓄えられ……..という悪循環におちいってしまうのです。
下にGI値の表があります、参考にしてください。
110 グラニュー糖・氷砂糖
108 三温糖・キャンディ・黒佐藤
95 食パン・フランスパン・どら焼き・じゃがいも
88 ハチミツ・大福・ビーフン
85 うどん・餅・白米
82 ケーキ・チョコレート・ニンジン
71 マカロン・中華麺
中GI値(70~61)食品
70 パン粉・とうもろこし
65 そうめん・クロワッサン・スパゲッティ
アイスクリーム・長いも・かぼちゃ
64 里芋
低GI値(60以下)食品
60 栗・そば・5分づき米・ライ麦パン
56 玄米
55 五穀米・さつまいも・ごぼう・ナッツ
32 アーモンド
28 ピーナッツ
18 くるみ
血糖値を急上昇させるような食事を繰り返していると、すい臓はくたくたに疲れて、インスリンの分泌が少なくなったり、分泌のタイミングが悪くなったりして、糖尿病のリスクが高まります。健康を保つうえでも、肥満を防止するうえでも、食事で血糖値を上げすぎないことが大切です。