ミニマリストの持ち物 ライフスタイルに合わせた必要なモノと必要でないモノ！ 持ち物編
少ない物で豊かに暮らすことが「ミニマリスト」ですが、今の日本は大量生産、大量消費することが日常化し、安い物や手軽なものが簡単に手に入ります。「ミニマリスト」としてムダなものを省き、必要なモノだけのライフスタイルを手に入れるために、ここではミニマリストの持ち物のリストを紹介します。
Contents
ミニマリストとシンプリストの違いは
シンプリストの考え方
「ミニマリスト」と「シンプリスト」は似ているようですが異なる考え方をもっています。似ているポイントとして「持ち物が少ない」という点ですが、違いとしては「生活することへの考え方」にあります。シンプリストは「所有しているモノの数に対してこだわりが無い」という点です。シンプルライフを送っている人の中には、ミニマリストとは違い、モノをたくさん持っている人がほとんどですが、どれだけシンプルに出来るかを重要視しています。
また捨てたくない物はもっていて、モノの量にこだわりがないので、捨てたくない思い出の品などがあれば取っておく傾向にあり、生活には必要のないモノでも部屋に溶け込むように収納にはこだわっているのです。シンプリストは日常生活に必要のない物があっても、毎日の癒しとして考えるので多少、物が多くても問題はないのです。
ミニマリストの考え方
「最小限」のもので生活するミニマムに重点を置くライフスタイルのミニマリストは、余分なモノを持ちたくない、必要最低限しか物を持たない生活を送っています。極限まで突き詰めた人は寝袋と数枚の服や収納代わりのバッグだけで生活できるので、部屋には家具・家電の数が1個～3個あるぐらいです。
限りなく物を持たない主義がミニマリストの特徴ですね。またミニマリストの部屋は引っ越した直後みたいにガランとしていることが多く不便に思えますが、掃除や洗濯がしやすいので清潔でキレイなのです。
ミニマリストのインテリア空間
ミニマリストのシンプルですっきり片付いた部屋には憧れる人も多い！またミニマリストの人達のスッキリとしたインテリア空間は、お洒落なものとして話題になっており、インテリア雑誌等でも取り上げられています。
では、なぜこんなに話題になり「ミニマリスト」にあこがれたりすのでしょうか？
やましたひでこ 「断捨離」が火付け役に！
「クラターーコンサルタント」山下英子さんのベストセラー『新・片づけ術断捨離』が「ミニマリストブーム」の火付け役で、身の回りの持ち物で不必要な物を捨て、片付ける事がとても流行しています。不必要な持ち物を片付けることは、今やブームになっているのです。だからこそ、持ち物が極限まで少ないミニマリストのライフスタイルが注目されるようになりました。
■山下英子さん自身のHPでこのように言っています。
断捨離は単なる掃除・片づけとは異なります。「もったいない」「使えるか」「使えないか」などのモノを軸とした考え方ではなく、「このモノは自分にふさわしいか」という問いかけ、つまり主役は「モノ」ではなく「自分」。「モノと自分との関係性」を軸にモノを取捨選択していく技術です。
「このモノは使える」→「取っておく」ではなく、「私が使う」→「必要」という考え方です。主語は常に自分。そして、時間軸は常に「今」。今、自分に不必要なモノをただひたすら手放し、必要なモノを選んでいく…。その作業は「見える世界」から「見えない世界」に働きかけ、結果、自分自身を深く知ることに繋がります。そうすると、ココロまでもがす～っと軽くなる。ありのままの自分を肯定できるようになります。
ミニマリスト持ち物 貴重品
ミニマリストの必需品リストにまず挙げられる持ち物は、やはり生活の基盤として持っていなくてはならない物。
ミニマリスト持ち物 服
最低限の衣類でミニマリストは、お気に入りの服だけを厳選して持っているので、クローゼットが服で溢れていて入りきらないということはないです。季節ごとに数着あれば、着まわしで十分に事足りるのです。またデザインもシンプルで、良質な物を選べば長く着られるので服を買い足すことも減り、プラスアルファとして節約にもなります。
また、ミニマリストが新しい服を買うときは、必ず今ある服の中からなにかを捨ててから買います。
ミニマリスト持ち物 靴とカバン
ミニマリストは靴や鞄を厳選して所有しています。ビジネス用とプライベート用とに分けて靴が数足、鞄も両方ともに使える物があれば何個も必要ないのです。その分ある程度お金をかけて良い物を持つ事ができるので、そういったことでは豊かで自分自身に合ったライフスタイルに繋がっています。
夏休みや年末年始の長い休みの旅行に、キャリーバッグのレンタルサービスもあるので、持ち物としてかさばるキャリーバッグは必要ありません。またレンタルサービスでなくとも、持っている友人に借りてしまうという方法もあります。お礼にお土産を用意すれば、快く貸してくれるかも知れませんね。
ミニマリスト持ち物 スマートフォン・タブレット
仕事でもプライベートでもスマートフォンを使うことが当たり前の時代です。プレゼンなどに必要なデータも、商談の為の資料もスマートフォンやタブレットで開き、閲覧したり編集まで可能です。外出するときに手荷物になるノートPCや、かさばる書類もいらない場合があります。こうしたモバイル機器を使いこなすことも、ミニマリストには必要なスキルになります。日々の持ち物を減らすことで効率的に物事が進んでいきます。
ミニマリスト持ち物 ノートパソコン
自宅にはノートPCがあった方が便利です。けれどもミニマリストはデスクトップのPCは選びません、薄型でどこへでも持ち運びが可能で、スペースをとらないノートPCを選びます。またネット上のサービスや、様々な最新機能を使うミニマリストの持ち物リストには、最新のモバイル機器とノートPCは必須と言えます。
インターネットを使う為にWi-Fi環境が必要になります。その為に電話回線や光回線を引くより、持ち運びのできるポケットWi-Fiを使うと、外出先でも使えて便利です。
ミニマリスト持ち物 身だしなみ
生活の為に必要と思う物を厳選して持つことが、ミニマリストにとって大切なことなので、身だしなみを整えるためのシャンプーやリンス、歯ブラシや髭反り、爪切りといった物は、自分自身を清潔に保つ為に必要な持ち物です。画像のシャワーヘッドはなるべく質のよいものを選び、また人に借りることもできない物ですので、持ち物リストに挙げられます。
ミニマリスト持ち物 寝具
ミニマリストの自宅のインテリアは極端に物が少なく、スペースをとらない物がほとんどです。
寝具として必要と思われるベッドも、実は不必要としているミニマリストが多いのです。ベッドがなくてもマットレスがあれば快適に眠ることができます。またマットレスではなく寝袋というミニマリストも多くいます。寝袋なら冬場も毛布などがなくても暖かく眠ることができますし、夏場には寝袋の上にタオルケットで快適に眠れます。
ミニマリスト持ち物 テーブルと椅子
自宅でPC作業をするときには、テーブルがあった方が作業がしやすいですし、PC作業以外にも食事など別の用途でも使用することができるので、シンプルなデザインで機能的な物を、ミニマリストはインテリアとして選びます。
ミニマリスト持ち物 冷蔵庫と電子レンジ
電化製品も必要不可欠な物を厳選して持つのですが、冷蔵庫はやはり欠かせません。自炊はしないというミニマリストもいますが、それでも飲み物を冷やしたりするには必要です。電子レンジはお弁当やレトルト食品、冷凍食品を温める為に必要です。自炊せずに外食で済ませることが多い人でも、電子レンジはあっても困らないでしょう。
ミニマリスト持ち物 エアコン
エアコンは夏の暑さや冬の寒さをしのぐ為に必要になります。冷房と暖房の機能を兼ねる上、最近のエアコンは省エネで、扇風機やファンヒーターといった物より電気代が節約になることもあります。ミニマリストは少ない持ち物で快適に生活をおくる人達を言います。暑さ寒さに限りませんが、我慢して物を持たないわけではないのです。
最後に
これからミニマリストな生き方やシンプルライフに挑戦したい方は、どんなものでも購入する際に、すぐに購入しないで再考するくせをつけるようにしましょう。価格的に高いものの場合はよく考えてから購入することが多いと思いますが、日用品や食材、価格の低いものに関しては、なんとなく買ってしまいがちです。
不要なものを購入してものを増やすことをやめるだけでも、ものが溜まっていくことを防ぐことが出来ます。食料品は新鮮なものを選び、使う量を把握して買うこと、日用品、調理器具などは、一つで二つ以上の機能を兼用できるものがあれば、それを積極的に利用するようにしましょう。ごくたまにしか使わないものは処分してしまい、一つのものを何役にも用いるようにすると、少ないもので暮らすことが可能になります。
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