LPS 免疫力がアップ!するために欠かせない LPSはこんな食材に含まれている!

「LPSは植物由来のパントエア菌(微生物成分の糖脂質)に由来する一つの成分であり、植物が生育するうえで必要不可欠な菌の一つですから、植物にこそ多く含まれています。
さまざまな微生物が共生する土壌で育つた野菜や穀類、豆類、さらには微生物が豊かに棲息(せいそく)する海で撮れる海藻などもまたLPSの宝庫ですと、免疫学者で香川大学の杣教授は言っています。そのほかごまやクルミなど種実類や緑茶、料理に幅広く使えるスパイス類にもLPSを多く含むものもあります。ここでは食材の選び方や、どのような料理が摂りやすいのか、食べ方のポイントなどを紹介したいと思います。
野菜・果物類
■おススメは有機栽培や自然農法。皮にLPSが付着している。
日常的に摂ってほしいのが、レンコンやじゃがいも、明日葉などで土壌中で育つ根菜類、よくいえば明日葉にはかなり多くのLPSが含まれていることが研究で明らかになっています。ただ、できるだけ自然のまま栽培されたものを選んでください、農薬や化学肥料を使うとせっかくの共生菌が死滅し、せっかくのLPSの含有量が減少します。しかも皮に多いのでむかずにそのまま使いましょう。
穀類・豆類
※金芽米 独自に開発した製法で、玄米の健康成分と旨味だけを残して精製。糖と白米の間にある「亜糊粉層(あこふんそう)」に着目して生まれた、これまでにない新しい米。
■米なら金芽米か玄米を。雑穀全般にも含まれている
米や小麦粉などの穀類もLPSを含む代表的な食材ですが、食べるなら”ブラウン系”ものを選ぶこと。「残念ながら精製した白米や小麦ではLPS量があまり期待できません。最近はLPSを残しながら白米のような食感が楽しめる「金芽米」もあります。玄米が苦手な人におススメです。
パンが多い人なら発酵ライ麦パンをどうぞ!パントエア菌で発酵させているのでLPSタップリです。
■豆類
枝豆をさやごと口に入れることでLPSを摂取!
豆類で有効なのは、枝豆です。「枝豆のいいところは、鞘ごと口に入れて食べること。LPSが効果を発揮するのは腸と口の中ですから、さやについたLPSを効率よく摂取できます、これは効果的であることが証明済みですと杣教授は言っています。
「大豆もLPSが豊富ですが、乾物は戻した水は捨てるため効果的でなく、加工した水煮缶も同様にその作用は期待できません。
海藻類・きのこ類
■海の野菜こそまさに無農薬。生か天日干しのものを選んで!
共生菌が多く存在する大海原で育まれた海の野菜=海藻類にもLPSが豊富です。しかも完全無農薬ですから、積極的に食べてください。「LPSが損なわれていない生か、もしくは、ゆでずにそのまま天日干しいたものがいいです。ちなみに昆布でひいただしはLPSがタップリです。
■きのこ類
圧倒的なLPS含有率を誇るひらたけが、とくにおすすめ!
ひらたけ
しいたけ
なめこ
きくらげ
マッシュルーム
まいたけ
そもそも菌類であるきのこ類は全般的にLPSの含有量が多い食材です。「椎茸や舞茸、なめこなどいろいろなきのこを測定したところ、もっとも高い数値を示したのがひらたけでした」と稲川准教授は言っています。また、きのこはβ-グルカン(パン酵母の細胞壁から抽出した多糖類)という成分も含まれています。「LPSほどではないもののマクロファージを活性化する成分の一つですから、2つの相乗効果で、免疫をよりアップしてくれます。
種実類・茶類
■小さいながらも、おおきなLPS効果が期待できる食材
そばの種子にLPSが多いように、種子であるごまにもまた多くのLPSが含まれています。小さい体ながら皮ごと食べられるのがいいです。クルミもおすすめで料理に菓子にも多様に使えるのが利点ですね。
■茶類
LPSを摂りたいなら不発酵のお茶を選ぶ
「ウーロン茶のように発酵させたり、茶葉を高温で煎るほうじ茶などは、LPSが分解してしまう可能性が大きいので、より効果を得るには無農薬栽培された緑茶などの不発酵のお茶を飲むのがいいです。
乳製品
■カスピ海ヨーグルトはLPSの宝庫
「ヨーグルトなどの乳製品は通常、LPSは含みませんが、カスピ海ヨーグルトだけは別!」これはクレモリス菌乳酸菌と酢酸菌の混合型ヨーグルト。その酢酸菌のこそLPSが存在しています。昨今はさまな商品があるので、好みを選んで日常的に摂りましょう。またLPS効果は得られないものの、乳酸菌を含むほかのヨーグルトも積極的に摂ってほしいと稲川准教授は言っています。
華舞コラーゲン カスピ海ヨーグルト
牛乳を加えて家庭で簡単に作れる。DNA解析をおこなったアセトバクター菌、クレモリス菌を配合。特有の粘りは体内で食物繊維のような働きをし、お腹をきれいにしてくれます。酸味が少なくなめらかな食感に仕上がるのも特徴で、食べるときに付属のコラーゲンを加えることで、より深みのあるまろやかな味に仕上がります。(エーエフシーお客様相談室☎0120-874047)
香辛料・その他
■香辛料 原料は根茎や実でLPSがたっぷり含まれている
ターメリックやナツメグ、クローブなどのスパイス類の多くが、もとをたどれば根茎や実で、LPSがもっとも多く含まれているのがわかります。たとえばスパイスを多用するカレーは、具材と一緒に煮込むことでLPSを無駄なく摂取することができて有効なメニューです。
■その他 葛湯(くずゆ)やところてんにもLPSが豊富
葛の根から摂れる本くず粉も使いたい食材の一つ。菓子はもちろんのことで葛湯にすれば簡単にLPSが摂取できます。また天草という海藻から作られるところてんもおススメです。おやつを食べている感覚でLPSが摂れます。
食材選び、調理・食べ方のポイント
せっかくLPSを多く含む食材を知って、食材の選び方や調理によって効果を台無しにしては、なんの意味もありません。また反対に食材の組み合わせや食べ方次第で、その効果をぐんと高めることもできます。ここでは、できるだけ効率よくLPSを摂取できるコツや料理の工夫などを紹介します。
■食材選び、食べ方のポイント
1、 乳酸菌と一緒に摂ると相乗効果がある
乳酸菌もLPS同様にマクロファージを活性化させてくれますが「一緒に摂ることでその働きがより効果的になることがあきらかになっています」。マクロファージだけでなく、がん細胞の死滅に有効なNK細胞も活性化してくれると杣教授は力をこめて言っています。
2、野菜は皮ごと食べるのがベスト
普段、れんこんやにんじん、じゃがいもなどを食べるとき、多くの人が皮を向くかもしれません。でもLPSは皮にこそ多く含まれていますから、よく洗って皮ごと食べてほしいものです。ちなみに、ごしごし洗う程度ではLPSは失われません。初めは皮に違和感を覚えるかもしれませんが、慣れるとこれが凄くおいしく感じるのです。それでもちょっと………..という方は薄切りにして天日干し、乾燥野菜にして食べるのも手です。
3、自然豊かな土壌で作られた旬の食材で!
今は季節を問わず、いろいろな野菜がスーパーに並びますが、やっぱり選んでほしいのが旬の野菜。しかもできるだけ自然のままに栽培されたものがいい、こういう野菜は味わいもいいしLPSの含有量が全く違います。化学肥料や農薬をまけば、土壌細菌がいなくなり植物に含有するLPSも低下してしまいます。
■調理するときのポイント
1、長時間の加熱はLPSが壊れる
「LPSは熱に弱いという特徴があります。ぐらぐらと何時間かけて煮込んだり、長時間オーブンに入れるなどの料理はLPSを摂るうえでは避けたほうがいいでしょう」と杣教授。さらに「生のままサラダにして食べると、LPSがよりよく摂取できると」稲川准教授。ほかにサッと炒めたり、焼いたり、短時間煮込む程度ならLPSの破壊は防ぐことができます。
2、焦げ目がつくような加熱はNG
料理に焦げ目がつくほどに高温で加熱するのは完全にアウトです。「LPSが壊れるのはだいたい180℃以上で、揚げ物やオーブンでこんがり焼くのはよくないです。」
3、酢やレモンを入れての加熱を避ける
「加熱調理をする場合、調味料に酢やレモンの使用は避けたほうがいいでしょう。というのもLPSは酸性状態での加熱に弱いからです。サラダや生の状態で食べる場合はかまいません。」
4、電子レンジは高温にならなければOK
「調理に電子レンジを使ってもいいのかという質問を受けますが、基本的にはOK。ただし、あまり高温になることは避けた方がいいでしょう、と杣教授。あくまでも180℃以下に。トースターやオーブンを使うときも同様で。
5、油の使用はOKだが高温は避けて使う
LPSと油の相性は悪くないものの、油を使うと高温調理を招きやすく、LPSが分解するため避けた方が無難です。たとえば、ごぼうやにんじんの天ぷらやポテトフライなどの揚げ物は残念ながらNG。
6、調味料でNGはないので、多彩な味付けを!
LPSは調味料をあまり選びません。マヨネーズもケチャップもオイスターソースなどを使ってもLPSが損なわれることはありません。多彩な調味料をを使ってバラエティ豊かに料理を作り、とにかく食べることが大切です。
7、長時間水に浸すとLPSが溶け出す
じゃがいもやれんこんは、カットしてから水にさらすのが一般的、このとき長時間そのまま放置しないこと。せっかくのLPSが水に溶けだしてしまいもったいないです。
「でも、素材を漬け込んだ水を一緒に食べるのなら話は別、干し椎茸などの乾物類などを戻した水は量を調整してそのまま使うこと」また一緒に煮込んでスープにするとLPSも栄養素もうまさも余さず摂れるので超おススメです。」